プレスリリース
12.9.2022

冬に旬を迎える貴重なウニ 「神恵内村産 冬の生うに」が今年も出荷開始

陸上養殖の産業化を目指す「養殖産業プラットフォームカンパニー」、株式会社さかなファーム(所在地:東京都新宿区、以下当社)は、当社が運営するECサイト「CRAFT FISH」にて、北海道神恵内村で育てられている「冬の生うに」の予約販売を開始しました。色、形、味のすべてにこだわり、夏に旬を迎える天然物のウニとは一味違う「冬の生うに」は一流のシェフからも高い評価を受けています。厳選された剥き身だけをお届けする神恵内村の「冬の生うに」をぜひご賞味ください。

■寒さ厳しい冬に極上のウニが食べられるひみつ

北海道のウニの漁期として広く知られているのは6月~8月で、神恵内村でも絶大な人気を誇る、夏を代表する高級食材です。しかし、ウニ漁のシーズンが終わるとウニは産卵のために身が痩せ細り、商品価値がなくなってしまいます。

そこで、村内でウニ漁を営む漁師さんたちによる「神恵内ウニ養殖部会」が立ち上がり、2016年からウニの短期養殖事業がスタートしました。夏の天然ウニの漁期が終わる9月からウニにエサを与えながら養殖することで、じっくり身を太らせることに成功し、味・色ともに夏のウニとは一味違う「冬の生うに」が提供可能となりました。

冬の寒さが厳しい北海道、日本海で適度な甘さと明るい色彩を放つウニをつくることができる理由は、エサとなる「野菜」に秘密があります。さらに、神恵内村でのウニ養殖はウニが海藻類を食べ尽くしてしまう「磯焼け」の対策にもなり、海を守ることにも繋がっています。

試行錯誤の末にたどり着いた、神恵内村産だから出せる味。雨の日も吹雪の日もウニがお腹を空かせないようにエサを与え、丹精込めて育てた「冬の生うに」をぜひご賞味ください。

商品詳細

「神恵内村産 冬の生うに」

神恵内村の漁業従事者からなるウニ養殖部会が生産するキタムラサキウニです。苦味や雑味が全くない綺麗なウニの風味をぜひお楽しみください。

価格:6,000円(税抜)

商品ページ

※ こちらの商品は予約販売商品のためお届け日時指定を受け付けることができません。順次、北海道神恵内村からの発送を予定しています。

※1度の注文は最大4パックまでとなっております(4パックまで送料同額)

■サステナブル・シーフードブランド「CRAFT FISH」とは

「CRAFT FISH(クラフトフィッシュ)」は、「美味しくて、安心安全で、サステナブル」な水産物をお楽しみいただけるブランドです。当社が「CRAFT FISH」を運営する背景には、日本の水産業を取り巻く環境の厳しさがあり、「海面漁業生産統計調査(農林水産省 )」によると約30年で漁獲量が3分の1に減少。さらに、農林水産省による「漁業労働力に関する統計」では、漁業の担い手も約30年で34万人から12.9万人と半分以下に減少しています。これまでの“獲る”漁業から環境に負荷の少ない方法で”作る”漁業で日本の魚文化を守る必要があります。

CRAFT FISHでは、全ての商品を、丁寧に魚づくりに向き合う生産者とミシュランスターシェフをはじめとする一流シェフの協力により作り上げています。サステナブルな養殖魚を選択することにより、海を休ませるだけでなく美味しさを追求することで、一時的なブームではなくこれからの当たり前になることを目指しています。

CRAFT FISHのスターシェフは、商品開発段階でのレシピ開発だけに留まらず、生産段階での身質の改善などにも積極的に協力して頂ける未来志向のシェフ集団です。

CRAFT FISHスターシェフ一覧:https://craftfish.jp/blogs/chef

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